「信教の自由」学習会を開催
 山形・鶴岡で常任総務会・総会も開く

新宗連東北総支部

 新宗連東北総支部(保積秀胤会長)は4月16日午後3時半から、山形県鶴岡市湯野浜の旅館で「信教の自由を考える」テーマに学習会を開催した。
 新宗連では今年、全国11の総支部で、憲法に定める「信教の自由」をテーマに学習会を開催することになっているが、東北総支部がその最初の学習会を開催したもの。
 新宗連は一昨年結成50周年を迎え、これまでの「信教の自由・政教分離・宗教協力・国民会信仰」の標語に変え、「信教の自由を守ろう」「宗教協力を進めよう」「世界の平和に貢献しよう」と3本のスローガンを定めた。スローガンから政教分離が消えたことについて、信教の自由と政教分離は密接不可分で「信教の自由を守ろう」との言葉の中に「政教分離」の意味がこめられているということを周知していくとともに、小泉首相の靖国神社への参拝をめぐって、信教の自由・政教分離に深く関わる、「靖国神社問題」が再燃したことから全国規模で学習会を開催しようというもの。
 約1時間半にわたり、廣橋隆新宗教新聞編集長が講演。戦前・戦中の宗教統制のありさまや、戦後の日本国憲法に定める「信教の自由」と「政教分離」の意味を解説した。
 また、自民党の総裁選で「靖国神社参拝」を公約に掲げた小泉首相の参拝について「非常に政治的な行動」と述べ、靖国神社国家護持論や公式参拝論とともに、神社の神聖性を冒涜するものではないか、と疑問を投げかけた。
 学習会に先立ち、午前10時半から、同総支部の常任総務会、総会を開催、先ごろ新宗連に加盟した大和教(宮城県塩釜市)の保積敬子教祖他1人を常任総務に選出した他、前年度事業報告・決算および本年度事業方針・予算を決議した。



佐々木兼俊氏(高野山真言宗)が議長に

同宗連

 「同和問題」にとりくむ宗教教団連絡会議(「同宗連」・黒柳祖道議長)は4月10日午後、和歌山県高野町の高野山真言宗宗務所で第23回総会を開催した。
前年度事業報告、決算案につづき、新年度事業計画案、予算案を審議し、異議なく可決した。
 このあと役員改選が行われ、議長教団に高野山真言宗、副議長教団に浄土宗、世界救世教いづのめ教団、曹洞宗の3教団を選出し承認した。
 最後に黒柳前議長が「2年間皆さまの協力のもと深い信頼関係を築くことができ、同志という共感を得た」と感謝の意を述べた。議長に選出された佐々木兼俊高野山真言宗同和局局長は新任あいさつで「皆さまのご支援と協力をお願いし、無事任期を成満したい」と述べ、事務局長に就任した深真樹同同和局課長もあいさつした。


田澤清喜さん・渡辺真里さんの結婚祝賀会
次代教主光嗣就任祝賀会も

松緑神道大和山

 青森県平内町の松緑神道大和山(田澤豊弘教主)の光嗣・田澤清喜次代教主の就任と田澤清喜次代教主と渡辺真里さんの結婚祝賀会が、4月13日午後2時から、青森市のホテル青森で行われ、宗教界、政財界、教団関係者ら480人が参列し、二人の門出を祝った。
 田澤清喜さんは、3月24日に次代教主・光嗣の推戴式が行われたばかり。祝賀会の行われた13日午前、本部・天峰閣神前で両家親族の参列のもと田澤教主が祭主、世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会の白柳誠一理事長(カトリック枢機卿)が立会人となり、結婚式が挙行された。
 新郎新婦は、WCRP日本委員会事務局でともに勤務をしていたときに知り合い、新郎清喜さんが同教団本部、新婦真里さんが立正佼成会本部に戻ってからも親交を温めてきた。
 祝賀会では、深田充啓新宗連理事長(円応教教主)、庭野日鑛副理事長(立正佼成会会長)、杉谷義純WCRP日本委員会事務総長(天台宗東叡山寛永寺円珠院住職)、西郊良光天台宗宗務総長、木村守男青森県知事が祝辞。日本舞踊教会参与の中村芝福さんの「祝舞」が披露されたあと、津島雄二衆議院議員が「乾杯」の音頭をとった。
 また、京都大原三千院門跡・小堀光詮探題大僧正、力久隆積新宗連理事(善隣教教主)、上杉千郷皇學館大學理事長、三宅光雄金光教泉尾教会副教会長が二人への「お祝いの言葉」を述べた。
 新郎新婦と交流の深い、新宗連青年会力久道臣委員長やWCRP日本青年部会林丈嗣幹事長をはじめ、青年会のメンバーも祝福に駆けつけた。
 会場では、二人の出会いから結婚までの記録VTRや津軽三味線、ねぶた囃子が披露されるなどなごやかに進められ、参列者一同があたたかく二人を祝福する宴となった。


立教24年の祭り  真生会

 岐阜県岐阜市の真生会(田中偉仁会長)は、4月13日午前10時半から、総本山真生寺で創立24周年立教祭を開催した。
 式典は青年女子、子どもたちによる奉献の儀で始まり、導師の田中会長につづいて式衆が入堂。先祖報恩総供養を執り行った。今年は田中会長の提案で次世代を担う青年、5人が体験発表。その一人岐阜教会青年副部長の堀部高佑さん(24)は、教えに触れて変わる妹の姿を見て、2年前、それまで反発していた信仰を自ら始め、現在は教えのお陰で家族に感謝ができるようなり、父親との口論もなくなったという。最後に「私は真生会と同じ24歳これからも一緒に成長していきたい」と語った。
 田中会長は「ご真教」で「『俺について来い』というワンマンな指導者では、道を誤ることもある。トップに対して助言のいえる体質でなければならない」と、人の上に立つ者の心構え、組織のあり方を示した。また「教えを伝える者として、困っている人が相談に来るのを待つだけでなく、困っている人のもとへ、直ぐに駆けつける、出前えのできる宗教者であり続けたい」と24周年を迎えた今も信仰の原点を忘れないよう説いた。
 このあと、お祭り広場で「春を楽しむ集い」。「ぎふ早田太鼓の会」による太鼓演奏やカラオケ大会で賑わった。



45周年記念行事終了奉告祭を斎行  大和教団

 宮城県仙台市の大和教団(保積秀胤教主)は、4月11日午前10時から、同市青葉区大市山の大國神社本宮で、開教祭にあわせ、立教45周年記念奉祝行事終了奉告祭を執り行った。
 開教祭は、保積史子開祖が同教団を開いた4月11日を記念し、教恩に感謝を捧げる祭典として行われている。
 定刻、開祭を告げる大太鼓が境内に響きわたった。祭主の保積志弘嗣親と斎員が入場。はじめに3月25日に逝去した故保積史子開祖の冥福を祈り、全参列者が黙祷を捧げた。
 修祓、斎主一拝、世界平和万民幸福祈念に続き、保積斎主が昇殿拝礼し、「開教神宣」を奉読。祝詞奏上に続き、神威(みいつ)奉戴神事を厳修した。
 ここで「立教45周年記念奉祝行事奉賛者名簿」が、大國神社本宮の内陣に二人の斎員によって納められた。
 大和の神舞が奉納されたあと、斎主玉串拝礼、参列者玉串拝礼、斎主一拝のあと、祭典を終了した。
 小憩のあと、11時30分から大國神社祈祷殿に会場を移し、「式典」と「直会」を行った。
 開式のあと、来賓祝辞、立教45周年記念奉祝行事協力者への感謝状授与、信仰体験発表につづいて、保積開祖の生前の講話などを収めたビデオ『信仰は生きる力なり』を上映。
 ここで保積志弘嗣親が講話、「今般、開祖様の逝去は悲しく、つらい思いでいっぱいです」と述べた後、「立教45周年記念奉祝行事」の一環として、境内に11種類600本の桜の苗木が植樹され、参道の両側に82基の石燈籠が設置されたことなどを報告。
 また、保積開祖が生前に説いた教えを紹介し、「開祖様は笑顔の大切さを説かれました。いつも最高の笑顔で一人一人と接していきましょう。上を向いて前に進んでいきましょう」と信徒に呼びかけた。



解脱会が三聖地巡拝

 解脱会(岡野聖法法主)の第63回三聖地巡拝が、4月1日から3日にかけて挙行された。今年は全国から1006人の会員が参加。伊勢神宮(三重県)と橿原神社(奈良県)、皇室の菩提寺・泉涌寺(京都市)を参拝し「国恩報謝の誠」を捧げた。伊勢神宮では、昨年に続き神宮司庁から内宮への誘導特別参拝の配慮を受けた。
 解脱会の三聖地巡拝は岡野聖憲開祖の意思により1931(昭和16)年以来、一度も中断されることなく続けられているもの。
 4月1日午後3時過ぎ、伊勢神宮の外宮前広場で行われた結団式で、岡野法主は「三聖地はわれわれ日本民族のふるさと、日本の宝であると同時に世界の宝」「ご先祖と共に心から額ずかせていただきましょう」と力強く呼びかけた。
 巡拝団団長を務める岡野正理事長のあいさつに続き、神宮司庁の渡邊和洋弘報課長と水谷光男伊勢市長が、解脱会の参拝に敬意を表し歓迎のあいさつを述べた。
 巡拝団はこの後、外宮の正宮へと参進。外宮奉拝之儀が執り行われ、一同の奉唱する祈願文と「三綱五常報恩」が神域に響きわたった。
 翌2日は午前8時過ぎから、霧雨のなか内宮を参進(写真)。長い石段を上り正宮前に全員が揃ったところで、内宮奉拝の儀を執行。「天下泰平 万民豊楽」の祈り言葉が天空にこだました。
 こののち巡拝団はバスで一路、奈良県の橿原神宮へ。雨も上がり、午後2時45分頃から参進を開始。外拝殿を経て内拝殿へと進み、献納の儀、修祓、岡野法主と岡野理事長による玉串奉奠、全員での拝礼行事が厳かに滞り無く執り行われた。こののち橿原神宮の伊勢美登宮司から参拝謝辞が述べられた。
 3日午前8時半過ぎから、京都市東山区の泉涌寺での行事に入った。仏殿前での朝礼後、月輪御陵に移動し、御陵奉拝の儀を執行。続いて霊明殿の儀では、岡野法主が表白文を奏上、一同による勤行が勤められた。こののち泉涌寺の川村俊朝長老から参拝に対する丁重な謝辞が述べられた。
 こののち、関西ブロック鼓笛隊の演奏の中を解脱金剛宝塔前まで参進し、最終の宝塔前の儀を執行した。
 巡拝団は解団後、法縁の醍醐寺を訪れ、麻生文雄座主による柴燈大護摩も拝した。


法公会で釈尊降誕会

 愛知県知立市の法公会(榊原法公会長)は4月8日午前10時から、総本山で釈尊降誕会を厳修した。
 榊原会長が導師となって聖仏舎利宝塔、教祖殿、本殿と参拝者とともに読経供養したのち、婦人部が御詠歌奉納した。
 このあと榊原会長が法話、「世尊が誕生して7歩あるいたということは、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六道輪廻を解説して、仏の道にもう一歩足を進めよという意味である」と説明、また「良き教えを聞き、功徳を積まない限り、人は永遠に救われることがない。このことを世尊は身をもって示すためにこの世に生まれた」と説いた。


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